会社でPR担当を任されたり、ホームページ作成の担当になったりして、調査を進めていくと必ず出会う「SEO」という言葉。
しかし、「SEO」をちょっと調べてみると難しそう。
そうすると、実際に「SEO対策って誰にでもできるの?」はたまた「SEOのプロにお金を払ってやってもらう方がいいの?」と疑問に思いますよね?
その心配わかります。
そこで今回は、SEOの基礎知識や対策を解説していきます。
これで、自分たちで対策すれば十分なのか、それとも、プロにお願いした方がいいのか明確になると思います。
SEOとは?
まずSEOとは何か?
それはSearch Engine Optimizationの頭文字をとったところから来ています。
Optimization(最適化)とあるように、検索結果を上の方に表示できるように、Webページなどを調整することを言います。
ビジネスにおいて自分たちのホームページが上に来ることは、かなり大きなメリットになることをご存知でしょうか?
一番上に表示されると平均で約9〜15%の割合でクリックされるという結果が出ています。
そんなにクリックされないじゃないかとなんて思っていませんか?
では、二番目に表示された割合は、どれくらいだと思いますか?
答えは、約5〜7%だったのです。
そう、二番目に表示されるとクリックと割合が半分になってしまうのです。
三番目になるともっと低い割合になってしまいます。
このことから、SEO(最適化)を行い、より上に表示されることを目指すのが、良いことが見受けられます。
新規顧客の獲得には、SEOは欠かせないものとなっているのです。
また読む:SEOトレンド:2023年の効果的な対策と2024年への戦略
キーワード調査の重要性
これで、検索結果で上位表示される重要性がわかったと思います。
しかし、上位で表示されるだけでは、ダメな理由があります。
それは、表示回数です。
検索されないキーワードで上位表示を狙っても、全体のクリック数は少ないままになってしまします。
具体的に言うと、表示回数が100回のキーワードが一番上に表示されると、クリックされる数は、だいたい1〜2回となります。
しかし、表示回数が500回のキーワードが5位表示(約2%)の場合は、
500×0.02=10回となり、上位表示の場合よりも、多くクリックされる可能性が出てくるのです。
では、どうすればいいのか?
それは、ユーザーの気持ちになってどうやって検索するかを考えることです。
表示回数が多い=多くのユーザーが検索している
ということが言えます。
コツは、顧客やユーザーがどんな問題があって、解決したいのか?ということを考えていくことです。
ここは誰でもできるSEO対策の部分であり、日々問題解決を提供する企業なら得意な部分かもしれません。
更にキーワードツールを使うことで、ユーザーがどんな検索を行っているか、検索のボリューム、SEOの難易度などを調べることができます。
これらを使って、競合が少ない、かつ、検索の量が多いキーワードを自分達で探すことも可能となっています。
ドメインパワーによるSEOの影響
SEOには非公式ですが、ドメインパワーという概念があります。
これは、Webサイトの強さを表す指標になり、強いことで上位表示されやすくなります。
(https://www.ispr.net/ ここで調べることができます)
では、どうやってこのドメインパワーを上げることができるのか?
まずは、良質な記事を書くことです。
グーグルのモットーはユーザーに役に立つコンテンツを提供することにあるので、これは誰もがやっている、誰でもできる対策となっています。
しかし、それだけでは、ドメインパワーは上がっていきません。
そこには、「被リンク」というものが存在するからです。
「被リンク」とは、簡単にいうと、他のWebサイトなどが、あなたのHPやブログに向けて、リンクを貼ってくれているということです。
この「被リンク」が多いほど、ドメインパワーは上がっていくのですが、そこにはある落とし穴があります。
それは、被リンクの「質」です。
高い質のリンクとは、つまり、関連性の高いサイトからのリンクや有名なサイトからのリンクなどです。
逆に質の低いリンクとは、関連性のないサイトからのリンクや小さい規模のサイトからのリンクになります。
なので、むやみにドメインパワーをあげようとして、いろんなリンクを集めても、質の低いリンクばかりが集まってしまって、検索順位を上げるどころか、下げてしまいます。
被リンクを獲得するのは、実はかなり大変で、新しく営業をかけたり、SNS等で宣伝したりと新たな労力が生まれてしまいます。
そこで出てくるのが、SEOのプロたちです。
「webdesignnova」は、SEO対策のサービスとして良質な被リンクの提供などを行なっています。
11年以上の経験を持ち、世界中にクライアントがいるので、安心して任せることができます。
では、「ドメインパワーの強いWebサイトしか上位表示されないの?」と考えてしまうかもしれませんね?
実際に人気のキーワードで上位表示させるのは、かなり大変です。
有益なコンテンツを作るというのは、誰でもできますが、誰でもできるがゆえに、なかなか差がつきにくいものになってしますからです。
そこに、素人がなかなか入り込めない「被リンク」が出てきたので、そう感じるのも無理はないです。
なので、戦略を変えましょう。
ドメインパワーが低い場合は、バワーが高いサイトと争っても負けてしまします。
そこで、戦わなくても良い戦場へと移動すればいいのです。
ドメインパワーが低い場合のSEO対策
先ほど、「キーワード調査の重要性」の部分で、2つの戦略が出てきたと思います。
・検索量が少ない上位表示
・検索量が多い中くらいの位置での表示
この2つの間をとっていく戦略をとっていきます。
検索量があまりにも少ないとやっている意味がないですし、だからといって、検索量が多いキーワードの場合、強豪サイトが既に勝ち取っている場合が多く、今から捲るのはとても大変です。
そこで、検索量がまあまああり、上位表示されるキーワードを探していきます。
具体的には、キーワードを3つほど組み合わせて考えていきます。
これを「ロングテールキーワード」と言います。
ロングテールキーワードは、検索キーワードが1つや2つの時ほど、検索量が落ちます。
しかし、実は、メリットもあるのです。
実際に私のブログがそうなっているのですが、表示回数に対するクリック率がかなり高いです。
実際のスクリーンショットが以下の画像になります。(注CTR=クリック率)
最初の「SEOとは」で表示順位が1位の場合のクリック率は、だいたい9〜15%くらいというのを述べましたが、それはあくまでも、全ての検索結果であって、文字数は考慮していません。
私のブログでは、どうでしょうか?
なんとクリック率が60%を超える記事も出てきています。
私のブログは個人でやっているため、ドメインパワーも弱く、プロに頼むお金もありません。
なので、ロングテールキーワードによる戦略を取ることにしました。
すると、3文字での検索流入が多くなり、検索量自体は正直あまり多いとは言えないですが、しっかりとPV(ページビュー;どれくらい見られているか)を確保できています。
一般的には、ロングテールキーワードほど、コンバージョンレートが高いと言われています。
コンバージョンレートとはWebサイトに訪れた人が、どれくらい商品を購入してくれるかを表す数値で、キーワードが長くなるほど、具体的にものを探しているため、購入率が高くなるものと思われます。
また読む:どんな対策をすればいいか分かる!SEO監査のやり方を解説
ロングテールキーワードを探す方法
実際に、キーワードを探してく場合は、検索量や難易度などを知っていた方がいいので、キーワードプ選定ツールを使いましょう。
無料のものでは「ラッコキーワード」あたりが有名です。
「Ubersuggest」なんかは有料ですが、買い切り版もあり、月額課金より安心して使うことができます。
これらを利用して、いろいろなキーワードを試してみてください。
1つ、2つのキーワードを入力すると、相性の良いキーワードを提案してくれるサービスもあります。
そこでキーワードが2つ、3つで検索ボリュームが1000未満のものを目安に探してみましょう。
具体的に、キーワードが決まったら、早速コンテンツ作り、、、、の前にやることがあります。
それは、競合調査です。
競合相手が、どのくらいの規模の会社か、実際に勝てそうか、どんなコンテンツを作っているのか、この辺を調査します。
今、調べて出てくる競合は、現在、Googleに評価されているコンテンツということになるので、それをどうやったら上回ることができるか考えましょう。
もちろん、参考にするだけにしてくださいね。(Googleは独自性も大切にしています。)
まとめ
本記事では、SEOの基礎知識と具体的なキーワードの上位表示の方法を解説しました。
その中では、誰でもできるものから、プロに任せた方が簡単なものもありました。
キーワードのブルーオーシャンを見つけるのは、なかなかできることではないかもしれません。しかし、自分達だけで解決しようとする時は、キーワード選定ツールを使いながら、愚直に実験してやっていくことが、成功の近道だと思います。
よくある質問(FAQs)
被リンク獲得に自分のSNSで発信などしても良いですか?
A:大丈夫ですが、覚えておいて欲しいことは、SNSのリンク自体は、いわゆる「被リンク」とはカウントされないということです。
多くの方に認知してもらうという点では、効果はありますが、直接的な被リンクの獲得にはならないので注意してください。
キーワードリサーチなどに割ける時間や人員がいません。
A:そんな時は、プロの力を借りましょう。
「webdesignnova」では、本記事で述べた被リンクのサービスの他にも、キーワード調査レポートなどのさまざまなSEO対策のサービスがあります。
しっかり実績のあるサービスを使って確実にコンテンツを強化できます。
エディター
Eri Pinar による – ウェブ開発、マーケティング、オンライン。副著者 – Aoyama & Miura。
3 thoughts on “SEO誰でもできるの?SEOの基礎知識からSEOエージェントの活用”