Google広告とSEOの違いがわからない」
「正直、Google広告なの?SEOなの?」
と疑問に思ったことはありませんか?
ウェブマーケティング業界では、常に「Google広告 vs SEO」の戦いが繰り広げられています。
「本当にどっちがいいのか?」
とても悩みますよね?
でももう大丈夫!
本記事で、Google広告とSEOのメリット・デメリットを紹介。
更に、どの場合に、どちらの方法を使ったらいいか解説します。
実際、どちらを使ったらいいの?Google広告 vs SEO論争
「とりあえず、どちらがいいか教えてください!」
なんて声も聞こえてくるので、まずは結論を申し上げます。
結論は、Google広告とSEOの両方のいいところを上手く使って、短期的にも、長期的にも集客を見込んでいこうというのがいいです。
なぜなら、両者いいところがあり、どっちかを捨てるのは勿体無いからです。
でもまだ、いきなり実践しないでください!
2つを効率的に使うには、両方のいいところと悪いところを知って、リスクを最小限に、メリットを最大限にしないといけません。
そのため、2つのタイプの知識を学んでいかないといけません。
まずは、両者のメリットから学んできましょう。
Google広告のメリット
まずGoogle広告は、お金を払って検索結果の広告の位置に確実にコンテンツを表示させることを指します。
主にメリットは以下のことが挙げられます。
・表示が必ずSEOより上に来る
・広告のターゲットを決められる
・即効性が高い
・お金を払えば、安定性も確保できる
かなりメリットが多いですね。
広告はSEOコンテンツより上に来る
実際に検索するとわかりますが、1〜3つほどのウェブサイトはスポンサーとなっていて、出資していることがわかります。
この下にSEOの記事がくるので、掲載場所的にかなり有利な場所に表示させることができます。
広告のターゲートを絞れる
これはかなり大きな特徴で、顧客の性質(年齢、性別、使用デバイス)や掲載期間、地域、時間帯を細かく調整することができます。
そのため、
最近出てきた女性専用のジムなども、女性だけに絞って広告を出したり、
サラリーマンを狙って、就業時間の18時以降を狙ったり
多彩な戦略を取ることができます。
即効性がある
最短で即日表示も可能です。
そのため、すぐにでも商品を広めたい場合や、タイトルやディスクリプションの効果測定などもすぐに行うことができます。
安定して表示させることが可能
お金を払い続けている限りは、表示が約束されます。
そのため、急にアクセスがなくなったという心配(絶対ではないですが)が減らせます。
では次にデメリットを見ていきましょう。
Google広告のデメリット
・コストがかかる
・長期的な運用には向いていない
・SEOコンテンツよりクリック率が低い
やはり費用面が大きいデメリットとなってきます。
GoogleはPPC広告
広告がクリックする度に課金されていきます。
そのため、商品を買われようが、買われまいがクリックされたら費用を払わなければなりません。
PPC広告については、「webdesignnova」の「PPC広告とは何か?最大限に活かす方法を教えます」に詳しく書いてあります。
費用面で、長期的運用には向いていない
クリックされれば、されるだけ、費用が発生します。
広告を出し続けていれば、広告費用もバカになりません。
SEOコンテンツよりクリック率が低いというリサーチ結果が出ている
表示位置だとGoogle広告 vs SEOではGoogle広告の方が良さそうに思えますが、ここに一つ落とし穴がありました。
それは、WordStreamのリサーチ結果によると広告はクリック率が低いようなのです。
GoogleのSEOで一番上に表示された時のクリック率は27.6%。
しかし、広告のクリック率は全体でも3%ほど!
その差は歴然ですよね?
そのため、単に広告を出すだけでは、効果は最大限に引き出せないでしょう。
また読む:もう失敗しない!SEO対策会社に見積もりを出す前に知っておくべきこと
SEOのメリット
それでSEOのメリットは?
SEOのメリットとデメリットはGoogle広告の対になるものが多いので、Google広告 vs SEOという論争が生まれがちです。
・広告費用がかからない
・クリック率が広告に比べて高い
・長期的運用に向いている
基本、SEOは無料でできる
検索結果に表示され、クリックされても一切費用がかかりません。
そのため、広告費が圧倒的に押さえられます。
クリック率が大きく違う
Google広告のデメリットで述べましたが、クリック率が大きく違います。
そのため、上位に表示できれば、広告よりも高い率で集客が見込めます。
長期的に結果が出しやすい
ランキングの反映には、通常数ヶ月間の期間がかかる場合が多く、一回上位表示させてしまえば、維持する手間がほとんどかかりません。
長期的なメリットが多いため、短期的に見るとデメリットがあるのがSEOです。
SEOのデメリット
・作成と表示されるのに時間と労力がかかる
・上位表示させるのが保証されない
・変更や改変が難しい
SEOにはかなり時間と労力がいる
SEOはよりコンテンツ作成に力を入れなければならず、広告のようにパッとできないのが、悪いところになります。
コンテンツを作成する人員を確保したり、実際に作成する時間が必要だったり、前準備が要ります。
更に、コンテンツを作って公開してから、検索結果に表示されるまでにもタイムラグあります。
一番上に表示される企業は1社のみ
Googleの検索結果はランキングです。
そのため、誰もがみな一番になれるとは限りません。
時間をかけて作ったコンテンツでも下の方にしか表示されず、誰にもクリックされないという結果もあり得るということです。
変更や改変にも時間がかかる
タイトルやコンテンツ自体の変更や改変自体は、すぐに行うことができます。
しかし、その変更した後の結果がすぐにはわかりません。
変更してからまた数ヶ月待って、結果を吟味して、また変更を加えるというようなプランだと、どんどん競合に遅れをとってしまうことになります。
また読む: SEOデメリット〜プロが解説するSEOの注意点とその対策
Google広告とSEOコンテンツを組み合わせる
Google広告 vs SEOを比べてどうでしたか?
今の自分の会社には、こっちがいいかな?なんて意見も出てくるかもしれません。
しかし、まだ決断は早いです。
両方組み合わせることによって、集客を最大化する方法が残っています。
Google広告 vs SEOではなくGoogle広告 & SEOです。
その鍵は、2つの短期と長期の違いです。
短期と長期でGoogle広告とSEOを使い分けよう!
実際に2つを組み合わせることによって、集客を最大化できます。
1.即効性のあるGoogle広告を使って、効果的なタイトルを調査(短期)
2.ユーザーが興味のあるコンテンツを作成し、SEOで上位表示を狙っていく(長期)
これが主な流れになります。
始める前にやっておいた方がいいこと
「実際に併用していきたいので、早速やってください」
と言いたいところですが、一つだけやっておいて欲しいことがあります。
ランディングページを魅力的にする
まず、やってもらうのはGoogle広告ですが、
そのデメリットは、クリックでの課金制でした。
ここで、Google広告をやる上で、一番無駄なことはなんだと思いますか?
それは、クリックだけされて、ユーザーが帰ってしまうことです。
契約が発生すれば最高ですが、最低でも、自社のページを回遊してもらわないと、費用だけが発生してしまいます。
そのため、まずは、広告先のランティングページ(LP)をしっかり作り込みます。
AIDAの法則を当てはめる
魅力的なLPを作成するときには、AIDAの法則という、消費者の行動プロセスを使ってみましょう。
AIDAはA: Attention, I: Interest, D: Desire, A: Actionの頭文字を取ったもので、
消費者が注意を引き、興味を持って、欲しくなり、行動するというマーケティング用語になります。
元々はセールスレターに使われていました。
これを応用して、4つがうまく含まれていれば、消費者が買ってくれる確率が高くなると思います。
AIDAの法則の活用例
簡単にですが、例を作ってみます。
今回は、新型の掃除機を売ろうと思います。
興味のある人は、実際に練習として、新型の掃除機で
A:注意
I:興味
D:欲求
A:行動
の順番でセールス文句を考えてみてください!
例:
A;今度、弊社から全く新しい掃除機が発売されます。その名も「スヤスヤ掃除機」!
I:日中は仕事で家にいない。掃除したくても帰ってくるのは、夜。
夜中に掃除機をかけてしまうとご近所に迷惑がかかってしまう。
でも、安心してください!
D;なんと今回の掃除機の特徴は、ほとんど音がしないというもので、人がスヤスヤと眠っている寝息くらいの音しか出ません!→(実証動画)
これで夜中に掃除したくなっても、ご近所に迷惑をかけることなく掃除機をかけることができます。
まさに、忙しいあなたにぴったりの商品。
しかも、吸引力は、当社比で1.5倍も強化されています。
A:今申し込むと、狭いところも掃除できる着脱式ノズルもおつけします。
数量限定なのでいますぐ申し込んでください→(申込み)
どうですか?
イメージが湧いたでしょうか?
このような流れで興味を引き、申込みボタンまで誘導します。
こうすることで、無駄な広告費が発生しづらくなります。
1. Google広告でいろいろなタイトルを試していく
ユーザーが検索結果を見て、まず一番初めに見るものは
そうタイトルですよね。
タイトルがクリック率に関係することは間違いないです。
しかし、どういうタイトルが良いかは、ターゲットによって様々です。
そこで、Google広告の即効性を利用して、いろいろなタイトルでユーザーの反応を調査
します。
タイトル作成のコツ
タイトルの作成に公式はありませんが、言葉自体やベネフィットを伝える順番など色々と変化させてみてください。
例えば、再び掃除機を例に挙げると
「もう騒音を気にしないでいい:〇〇の新型掃除機」や
「これで夜中でも掃除ができる静かな掃除機」などベネフィットの部分を変えたり、
「音がしない掃除機;いつでも掃除ができる」と特徴を前に持ってきたりと
色々試すと、静かな掃除機を探している層がどういうタイトルが好みかわかってくると思います。
これで安心してはいけません。
クリックされている間は、広告費がどんどんかさんでいってしまいます。
そこで長期的にも流入が見込めるようにしていきます。
2.SEOコンテンツを作成して長期的で安定した自然流入を獲得する
これでユーザーに刺さりやすいタイトルの書き方がわかってきました。
さらに、タイトルを調査すると同時にキーワードのリサーチも行いましょう。
※キーワードの調査方法は、「webdesignnova」の「PPC広告を最大限活用できる対策」に詳しく書いてあります。
ここで自分たちの商品と関連のあるキーワードを探っていきます。
今回の「掃除機」では「捨て方」、「手入れ」、「寿命」などが一緒に検索されていました。
次に自分たちが、ユーザーが得するコンテンツを作れないか考えていきます。
私が思いついたのは、
「○ヶ月に一回はフィルターの掃除をしよう」
のようなお役立ちコンテンツです。
こういったコンテンツを作成して、長期的で潜在的な顧客獲得を目指します。
ここで注意があります。
コンテンツを作る際には、効果的なタイトルをしっかり反映させてください。
広告費が無駄になってしまいます。
また読む: もう失敗しない!SEO対策会社に見積もりを出す前に知っておくべきこと
なぜ、お役立ち系のコンテンツが、顧客獲得に繋がるのか?
商品は毎年新しいものが出てきますが、お役立ちコンテンツのような情報は、あまり変わることのない事実が多いです。
そのため、将来的にも同じ悩みが出てくることがあり、以前に作ったコンテンツでもアクセスが見込めます。
悩みがあると問題解決しようと、より最後まで読んでくれる確率が高くなります。
そうすると、信頼性が高まり、そのページから他のページにリンクを貼ったりして、誘導がしやすくなります。
そのため、新たな契約に結びつくのです。
これで短期的に広告の力を使って、最適なタイトルを見つけられ、長期的に流入が見込めるようになったら、広告をやめても顧客が獲得できるようになります。
まとめ
本記事では、Google広告 vs SEOとして、これら2つのメリットとデメリット、そして、これら2つをうまく活用する方法を解説しました。
どっちがいいと議論するよりも、どっちのいいところも使っていく姿勢で、顧客獲得をめざしてください。
よくある質問
自分たちで分析やコンテンツ作成することに自信がないのですが、どうしたら良いですか?
「webdesignnova」のようなウェブデザインエージェントに相談してみましょう。
通常、このような会社は、Google広告とSEOの両方に精通していて、クライアントに適した提案をしてます。コンサルティングサービスもあるので、迷ったらプロに任せるのがいい
SEO対策を施す上で、最も効果的な戦略は何ですか?
SEO対策で非常に効果的な戦略の一つは、「質の高いコンテンツを作ること」と「強力なリンクビルディング」です。質の高いコンテンツはユーザーにとって価値があり、検索エンジンにも好評価を受ける基盤を作ります。そして、そのコンテンツへの被リンク(バックリンク)は、SEOにおいて約40~60%の重要性を占めると言われています。
他の信頼できるサイトからのリンクは、あなたのサイトへの「信頼の票」と見なされ、検索エンジンランキングの向上に直結します。したがって、関連性の高い、権威あるサイトからのバックリンクを獲得することは、SEO成功の鍵となります。
Google広告とSEO、どちらが結果が出るのが早いですか?
結果の速さに関しては、Google広告の方が圧倒的に早いです。Google広告は、設定後すぐに広告が表示され、ターゲットに合わせた即時のトラフィック増加が期待できます。一方、SEOは時間がかかる戦略で、成果を実感するまでに数ヶ月から1年程度要することも珍しくありません。しかし、長期的に見れば、SEOによる自然なトラフィック増加は、持続可能でコスト効率の良い方法と言えます。目的や期待する結果のスピードに応じて、適切な方法を選択しましょう
エディター
Eri Pinar による – ウェブ開発、マーケティング、オンライン、SEO。副著者 – Aoyama & Miura。
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